はっこ‐ぶん【八股文】
《股は対偶の意》中国、明・清代、科挙の答案に用いられた文体。四書五経から出題された章句の意について、対句法を用いて独特な八段構成で論説するもの。時文。制義文。
は‐もん【刃文】
日本刀で、焼き入れによって刀身に表れる刃(やいば)の形状。直刃(すぐは)・乱れ刃など。じんもん。
は‐もん【波紋/波文】
1 水面に物の落ちたときなどに、いく重にも輪を描いて広がる波の模様。 2 次々と周囲に動揺を伝えていくような影響。「政界に—を起こす」「若者の間に—を呼んだ番組」
はり‐ぶみ【貼り文/張り文】
「貼り紙2」に同じ。「あるひは道場に—をして」〈歎異抄〉
はんけつ‐しゅぶん【判決主文】
判決の結論部分で、判決の言い渡しに際して必ず朗読されるもの。主文。
はん‐ぶん【繁文】
1 ごてごてした飾り。また、ごてごてと飾りたてた文章。 2 規則などが多くて煩わしいこと。「—を省き簡潔を旨とす」
はん‐もん【判文】
判決を書いた文。判決文。
はん‐もん【半文】
一文(いちもん)の半分。また、ほんのわずかな金銭。「—の値うちもない」
はん‐もん【斑紋/斑文】
まだらの模様。
ばい‐ぶん【売文】
文章を書き、それを売った報酬で生計を立てること。「—業」