ち‐さい【致斎】
⇒真忌(まい)み
とき【斎】
1 《食すべき時の食事の意》寺などで、食事のこと。インド以来の戒律により午前中に食べるのを正時とし、午後は食すべき時ではない時刻の食の意で非時(ひじ)という。斎食(さいじき)。 2 寺で出す食事...
はん‐さい【半斎】
禅宗で、早朝の粥(かゆ)と正午の斎食(とき)との中間にとる簡単な食事。また、その時刻。
ほうさい【泡斎】
泡斎念仏のこと。また、狂ったように踊り回るところから狂人のことをいう。
ゆ【斎】
斎(い)み浄(きよ)めること。神聖なこと。助詞「つ」を伴って、また直接に名詞の上に付けて用いられる。「—種(だね)」「—槻(つき)」「—庭(にわ)」→斎(ゆ)つ
ら‐さい【羅斎】
禅宗で、托鉢(たくはつ)して米銭の喜捨を求めること。乞食(こつじき)。ろさい。
ろく‐さい【六斎】
1 「六斎日」の略。 2 「六斎念仏」の略。《季 秋》 3 1か月のうち、日を6回定めておき、定期的に事を行うこと。また、その日。「一月(いちげつ)に—づつ、是より外はと誓文のうへ、魚鳥も食ひ」...
ろ‐さい【囉斎/邏斎】
1 仏教で、僧が托鉢して米などを請うこと。 2 他人に食物や物品をもらうこと。〈日葡〉 3 こじき。「よばねども参るや—太郎月/是友」〈玉海集〉