みたくし
[代]《近世江戸語》一人称の人代名詞。わたくし。「—も蚤(のみ)の頭を斧(よき)で割った程無念なとも存じて」〈浄・忠臣蔵〉
よき‐こと‐きく【斧琴菊】
斧(よき)・琴・菊の模様を染め出して、「善き事を聞く」の意を寓した謎(なぞ)染め。
らい‐ふ【雷斧】
落雷などのあとに発見された石器時代の石斧などの遺物を、天から降ってきた雷神などの持ち物と考えたもの。天狗(てんぐ)の鉞(まさかり)。雷斧石。
らん‐か【爛柯】
《晋の時代、王質という木こりが森の中で童子らの打つ碁を見ているうちに、斧の柯(え)が爛(くさ)ってしまうほどの時がたっていたという、「述異記」にみえる故事から》囲碁の別称。また、囲碁に夢中になっ...
竜(りゅう)の鬚(ひげ)を蟻(あり)が狙(ねら)う
弱者が身の程を考えずに強者に立ち向かうことのたとえ。蟷螂(とうろう)の斧(おの)。
りょうとう‐せきふ【両頭石斧】
身の両端に刃のある石斧。
ルリスタン【Luristan】
イラン南西部、ザグロス山中の地方名。すべて盗掘によるが、斧(おの)・剣・馬具・壺・装身具など多様な青銅器を出土。大部分は前8〜前7世紀のものと推定され、その動物意匠から、この文化は騎馬民族のもの...