シルエット
島本理生の小説。高校在学中の平成13年(2001)に第44回群像新人文学賞優秀作を受賞した、著者のデビュー作。女子高生の視点から、人を強く求める気持ちを描いた恋愛小説。
しん【新】
[音]シン(呉)(漢) [訓]あたらしい あらた にい さら [学習漢字]2年 〈シン〉 1 あたらしい。「新案・新鋭・新刊・新旧・新興・新参・新人・新設・新雪・新鮮・新築・新任・新聞/最新・...
しん‐がお【新顔】
その社会に新しく仲間入りした人。新人。ニューフェース。「—を紹介する」⇔古顔。
しんし‐しゃ【新詩社】
詩歌結社。明治32年(1899)与謝野鉄幹(よさのてっかん)が設立。翌年、機関誌「明星」を創刊、浪漫主義運動の一大勢力となり、多くの新人を育成した。同41年解体。正式には東京新詩社。
しんじんるい‐ジュニア【新人類ジュニア】
1980年代後半から1990年代中頃に生まれた世代の総称。1960〜1970年頃に生まれた新人類世代を親に持つことからこのように呼ばれる。幼い頃から携帯電話やインターネットに馴染み、物質的に豊か...
しんせい【新声】
文芸雑誌。明治29年(1896)、佐藤義亮が創刊。徳冨蘆花、広津柳浪らが執筆し、新人投稿者の中には若山牧水、前田夕暮などがいた。休刊・再刊をはさみつつ明治43年(1910)廃刊。→新潮
じうた【地唄】
有吉佐和子の短編小説。伝統芸能の世界に生きる父娘の愛憎の絆を描く。昭和31年(1956)、雑誌「新思潮」に発表、文学界新人賞および芥川賞の候補作に選ばれた。
ジェロニモのじゅうじか【ジェロニモの十字架】
青来有一の小説。平成7年(1995)に第80回文学界新人賞を受賞した、著者のデビュー作。
じかん【時間】
黒井千次の短編小説。昭和44年(1969)「文芸」誌に掲載された著者のデビュー作。同作を表題作とする短編小説集は他に「穴と空」「空砲に弾を」などの作品を収め、同年8月に刊行。本作により、昭和45...
じむし【地虫】
難波利三の小説。昭和47年(1972)、第40回オール読物新人賞を受賞。