せんきゅうひゃくななじゅうさんねんのピンボール【1973年のピンボール】
村上春樹の長編小説。昭和55年(1980)「群像」誌に掲載、同年刊行。前年に群像新人賞を受賞した「風の歌を聴け」の続編にあたる。
せんせい
歌謡曲。歌手、森昌子のデビュー曲。昭和47年(1972)発表。阿久悠作詞、遠藤実作曲。第14回日本レコード大賞新人賞、第3回日本歌謡大賞放送音楽新人賞受賞。
ゼロのちから【零の力】
室井光広による文芸評論。副題「J.L.ボルヘスをめぐる断章」。昭和63年(1988)、第31回群像新人文学賞(評論部門)受賞。本作を表題作とする評論集は平成8年(1996)に刊行。
そうしつ【喪失】
庄司薫の短編小説。本名の福田章二名義で発表。東京大学在学中の昭和33年(1958)に機関誌「駒場文学」に発表した「白い瑕瑾」を改稿・改題したもの。同年、第3回中央公論新人賞受賞。昭和34年(19...
そうもんだに【総門谷】
高橋克彦の長編伝奇小説。昭和60年(1985)刊行。昭和61年(1986)、第7回吉川英治文学新人賞受賞。
たいくつしのぎ【退屈しのぎ】
高橋三千綱の短編小説。昭和49年(1974)に第17回群像新人文学賞を受賞した著者のデビュー作。同名の作品集は昭和50年(1975)刊行で、ほかに短編「おれたち」「三人暮し」を収める。
たいしゅうぶんげい【大衆文芸】
文芸雑誌。大正15年(1926)、白井喬二・江戸川乱歩ら大衆作家11人によるグループ「二十一日会」の同人誌として創刊された。昭和2年(1927)に19号で休刊。第2次は昭和6年(1931)平山蘆...
タイトルホルダー【titleholder】
選手権保持者。また、ホームラン王・新人王などの称号を獲得した人。
たい‐ぼう【待望】
[名](スル)物事の実現や出現を待ち望むこと。待ちこがれること。「—の新人」「福祉施設の充実を—する」
たいようのきせつ【太陽の季節】
石原慎太郎の短編小説。昭和30年(1955)、第1回文学界新人賞、第34回芥川賞受賞。昭和31年(1956)映画化され、作者の弟である石原裕次郎のデビュー作となる。→太陽族