こう‐さい【光彩】
1 きらきらと輝く美しい光。 2 才能やすぐれた面が際立って目立つこと。「新人の作品が一きわ—を放っている」
ここうからのだっしゅつ【虎口からの脱出】
景山民夫の長編小説。昭和61年(1986)刊。放送作家・エッセイストとして知られていた著者による小説デビュー作。第8回吉川英治文学新人賞、および第5回日本冒険小説家協会大賞最優秀新人賞受賞。
こそだてごっこ【子育てごっこ】
三好京三の中編小説。きだみのるの娘を引き取って育てた著者自身の経験を題材とする。昭和50年(1975)、第41回文学界新人賞受賞。昭和51年(1976)刊行。同年、第76回直木賞受賞。昭和54年...
こ‐つぶ【小粒】
[名・形動] 1 粒の小さいこと。また、そのさま。「山椒(さんしょ)は—でもぴりりと辛い」「—な(の)雨」⇔大粒。 2 からだつきの小さいこと。小柄。また、そのさま。「—ながらも力持ち」 3 度...
こなゆきまう【粉雪舞う】
北原亜以子の短編小説。昭和44年(1969)、小説現代新人賞の佳作となる。
こんやすべてのバーで【今夜、すべてのバーで】
中島らもの長編小説。アルコール依存症の男を主人公とする。平成3年(1991)刊行。翌平成4年(1992)、第13回吉川英治文学新人賞受賞。
ごがつ‐びょう【五月病】
新年度の4月に入学・入社した新人に、5月ごろになると現れる精神の不安定状態をいう語。
ごごのじかんわり【午後の時間割】
藤野千夜の小説。平成7年(1995)、第14回海燕新人文学賞を受賞した、著者のデビュー作品。翌平成8年(1996)刊行の単行本「少年と少女のポルカ」に収録。
ごんどう‐ひろし【権藤博】
[1938〜 ]プロ野球選手・監督。佐賀の生まれ。社会人野球を経て、昭和36年(1961)中日ドラゴンズに入団。1年目からエースとして活躍し、最多勝・沢村賞・新人王などを獲得した。引退後はコーチ...
さいごのむすこ【最後の息子】
吉田修一の短編小説。平成9年(1997)第84回文学界新人賞を受賞した、著者のデビュー作。第117回芥川賞の候補作ともなった。同作を表題作とする小説集は、平成11年(1999)の刊行。