こまくら‐がえし【木枕返し】
木枕を多く重ねて手の甲にのせ、それを返して種々の曲芸をすること。
こ‐むら【木叢/樾】
木が群がり、茂っている所。また、その下陰。
こ‐もり【木守】
庭園の樹木などを守って世話をすること。また、その番人。「—といふ者の、築地(ついぢ)のほどに廂(ひさし)さしてゐたるを」〈枕・八七〉
こもり‐がき【木守柿】
「きもりがき(木守柿)」に同じ。《季 冬》
こもれ‐び【木漏れ日/木洩れ日】
樹木の枝葉の間からさし込む日光。
さい‐づち【才槌/木椎】
1 小形の木槌。 2 「才槌頭」の略。「此畜生(こんちきしょう)分らねえ—だな」〈円朝・真景累ヶ淵〉
ずく【木菟】
ミミズクの別名。《季 冬》
ずく‐にゅう【木菟入】
僧や坊主頭の人をののしっていう語。「如才(じょさい)なきお吉は吾(わが)夫をかかる—にまで好く評(い)わせんとて」〈露伴・五重塔〉
つく【木菟/木兎】
ミミズクの古名。「初め天皇生(あ)れます日、—産殿(うぶどの)とび入れり」〈仁徳紀〉
つく‐とり【木菟鳥/木兎鳥】
ミミズクの別名。