あたらし・い【新しい】
[形][文]あたら・し[シク]《上代の「あら(新)たし」が「あたら(可惜)し」と混同して音変化し、平安初期から生じた語》 1 その状態になってからあまり時間が経過していない。 ㋐初めてである。「...
新(あたら)しい女(おんな)
明治44年(1911)から大正5年(1916)にかけて、雑誌「青鞜(せいとう)」を出した女流文学者のグループ(平塚らいてう・伊藤野枝ら)が中心となって主張した、近代的自我に目覚めた進歩的女性のこ...
新(あたら)しい酒(さけ)を古(ふる)い革袋(かわぶくろ)に入(い)れる
《新約聖書「マタイによる福音書」第9章から》新しい内容を古い形式に盛り込む。多く内容も形式もともに生きないことにいう。
あたらしいシオン‐の‐せいマリアきょうかい【新しいシオンの聖マリア教会】
《New Church of Our Lady Mary of Zion》エチオピア北部の町アクスムにあるエチオピア正教会の教会。女人禁制であるシオンの聖マリア教会の代わりに、女性も礼拝できるよ...
あたらしいにほんをつくる‐こくみんかいぎ【新しい日本をつくる国民会議】
⇒二十一世紀臨調
あたらし‐がり【新しがり】
新しさをありがたがり、流行などを次から次へと取り入れること。また、そういう性向の人。「—屋」
あたらしがり‐や【新しがり屋】
ことさらに流行を追い、最新のものを良しとする人。
あたらしきぐうぞう【新しき偶像】
《原題、(フランス)La Nouvelle idole》キュレルの戯曲。3幕。1899年、パリで初演。
あたらしき‐むら【新しき村】
武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)が人道主義的理想の実現を意図し、大正7年(1918)宮崎県児湯(こゆ)郡木城(きじょう)村に設けた農業共同体。のちに、埼玉県入間(いるま)郡毛呂山(もろやま...
あたらしきよくじょう【新しき欲情】
萩原朔太郎によるアフォリズム集。副題「情調哲学」。大正11年(1922)刊。