止(や)むを得(え)◦ない
そうするよりほかに方法がない。しかたがない。「撤退も—◦ない」
やらんかた‐な・し【遣らん方無し】
[連語]《「やら」は動詞「や(遣)る」の未然形、「ん」は推量の助動詞》心をまぎらすてだてがない。心から払いのける方法もない。→やるかたない「などてかくはかなき宿りはとりつるぞと、くやしさも—・し...
やり‐かた【遣り方】
物事を行う方法。物事をする手段。しかた。「まずい—」「—を変える」
やり‐は【遣り端】
物事を取り扱う方法。処置のしかた。「此金の—に困って」〈露伴・いさなとり〉
やり‐よう【遣り様】
物事をする方法・手段。しよう。「いくらでも—がある」
やる‐かた【遣る方】
(打消しの語を伴って用いる)思いを晴らす方法。「—のない怒り」
やるかた‐な・い【遣る方無い】
[形][文]やるかたな・し[ク] 1 心のわだかまりを晴らす方法がない。「憤懣(ふんまん)—・い」「—・い思い」 2 きわめて程度がはなはだしい。なみひととおりでない。「女—・く名残を惜しむあは...
やる‐せ【遣る瀬】
(打消しの語を伴って用いる)思いを晴らす方法。また、施すべき手段。「其上に若し夜が眠られぬと来ると—も何もあったものじゃない」〈子規・墨汁一滴〉
や‐わり【矢割り】
石を割る方法の一。石に穴をあけ鉄のくさびを差し込み、玄翁(げんのう)で打って割るもの。
ゆ
[格助]《上代語》名詞に付く。 1 動作・作用の起点を表す。…から。「朝に日(け)に見まく欲りするその玉をいかにせばかも手—離(か)れずあらむ」〈万・四〇三〉 2 動作の移動・経由する場所を表す...