がめつ・い
[形]けちでがっちりしている。利益を得ることに積極的で抜け目がない。「—・く金をためる」 [補説]関西方言をもとにした造語か。昭和34年(1959)初演の菊田一夫の戯曲「がめつい奴(やつ)」から...
きと‐きと
[形動][文][ナリ]《富山地方の方言》生きのよいさま。新鮮なさま。「—のブリ」
きのじ‐や【喜の字屋】
江戸吉原の遊郭内の仕出し屋の通称。享保(1716〜1736)のころ、小田原屋喜右衛門が始めたことに由来する名という。「雑煮のあんばいよき、—の名も高く」〈洒・遊子方言〉
きょう‐しょ【教書】
1 ローマカトリック教会で、教皇・司教が信徒を教導するため公式に発する布告・書簡。 2 米国で、大統領や州知事が連邦議会または州議会に出す政治上の意見書。メッセージ。「一般—」「予算—」 3 英...
きんだいち‐はるひこ【金田一春彦】
[1913〜2004]言語学者・国語学者。東京の生まれ。京助の長男。音韻史を専門とし、日本語のアクセントや方言に関する研究ですぐれた業績を残した。著「日本語」「日本語音韻の研究」「十五夜お月さん...
ギリシャ‐ご【ギリシャ語】
インド‐ヨーロッパ語族の一語派をなす言語。ギリシャ本土からエーゲ海の島々、キプロス島などで話されている。3000年以上にわたる豊富な記録を有し、ふつう、前2000年から前4世紀前半までを古代ギリ...
クアンタオ【官倒】
《(中国語)。タオ(倒)は、物資を横流しする、転売する意の北京方言》中国の改革・開放政策の中で出てきた「官僚ブローカー」のこと。政府や共産党の幹部やその親族が、自ら国営会社を運営したり、新興企業...
くに‐きょうだん【国郷談】
その地方だけで使われている言葉。国言葉。方言。「他国の者には通ぜず、御—なり」〈おあむ物語〉
くに‐ことば【国言葉】
1 その国で使われている言語。その国の共通語・公用語。国語。 2 その人の故郷で使われている言葉。方言。国なまり。
くに‐てがた【国手形】
《出身地を証明するものの意》江戸時代、方言・国なまりをいった語。