り‐かた【利方】
得なやり方、便利な方法であること。「そのほうが手がかからないだけ—だ」
り‐かた【理方】
理屈。道理。「その—、子どものもてあそぶシャボンのごとし」〈黄・早染草〉
りっ‐ぽう【立方】
1 同じ数・式を三度掛け合わせること。三乗(さんじょう)。 2 長さの単位名の前に付けて、体積の単位をつくる語。「一—メートル」 3 長さを表す単位名のあとに付けて、その長さを1辺とする立方体の...
りょう‐ほう【両方】
《古くは「りょうぼう」とも》 1 二つの方向・方面。「右と左の—を見てから進む」 2 二つあるものの二つとも。双方。両者。「労使の—から歩み寄る」 3 「両方綱」の略。
りょうり‐かた【料理方】
料理を担当する人。料理人。板前。
れきしのくれがた【歴史の暮方】
林達夫の評論集。昭和21年(1946)刊。おもに昭和16年(1941)前後に書かれた文章を集めたもの。
ろっ‐ぽう【六方】
1 東西南北と上下との六つの方向。 2 六つの平面で囲まれた立体。六面体。 3 (「六法」とも書く)歌舞伎の特殊演技の一。先行芸能・祭礼行事などの歩き方を様式的に誇張・美化したもの。主に荒事の引...
わかしゅ‐がた【若衆方】
歌舞伎で、美少年に扮する俳優。また、その役柄。
わが‐ほう【我が方】
自分たちの方。自分の側。
わき‐かた【脇方】
能楽師のうち、ワキ・ワキヅレを専門に務める者。また、その家柄。進藤・春藤・福王・高安・宝生の五流があったが、進藤・春藤は廃絶した。→シテ方 [補説]ふつう「ワキ方」と書く。