たび‐ねずみ【旅鼠】
レミングの別名。大群をつくって大移動をするところからいう。
たびねろん【旅寝論】
向井去来の俳諧書。元禄12年(1699)成立。1冊。蕉門における重要な俳諧書の一つ。
たび‐の‐そら【旅の空】
1 旅行していて眺める空。 2 旅行先の土地にいること。家郷を離れている境遇。「—にあって故郷を思う」
旅(たび)の恥(はじ)は掻(か)き捨(す)て
旅先では知っている人もいないから、どんなに恥ずかしいことをしてもその場限りのものである。
たび‐の‐みや【旅の宮】
⇒御旅所(おたびしょ)
旅(たび)は憂(う)いもの辛(つら)いもの
旅先では知人もなく、とかく心配やつらいことが多いものである。
旅(たび)は情(なさ)け人(ひと)は心(こころ)
旅では人の情けが何よりもありがたく感じられるし、また、人は心の持ち方が最も大切である。
旅(たび)は道連(みちづ)れ世(よ)は情(なさ)け
旅では道連れのあることが心強く、同じように世を渡るには互いに情けをかけることが大切である。
たび‐びと【旅人】
旅行をしている人。旅行者。
たびびとかえらず【旅人かへらず】
西脇順三郎の詩集。昭和22年(1947)刊行。