たび‐やど【旅宿】
旅行先の宿舎。りょしゅく。
たび‐やどり【旅宿り】
旅先で宿泊すること。また、その宿。たびやど。「はたすすき小竹(しの)を押しなべ草枕—せす古(いにしへ)思ひて」〈万・四五〉
たびゅうど【旅人】
《古くは「たびゅうと」とも》「たびびと」の音変化。「光陰は百代の—なり」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
たび‐ゆき【旅行き】
旅に出ること。「—に行くと知らずて母父(あもしし)に言(こと)申(まを)さずて今ぞ悔しけ」〈万・四三七六〉
たびゆき‐ごろも【旅行き衣】
「旅衣(たびごろも)」に同じ。「泉川渡り瀬(ぜ)深み我が背子が—濡(ぬ)れひたむかも」〈万・三三一五〉
たび‐ゆ・く【旅行く】
[動カ四]旅に出る。旅行する。「潮速み磯廻(いそみ)に居(を)れば潜(かづ)きする海人(あま)とや見らむ—・く我を」〈万・一二三四〉
たび‐よそおい【旅装い】
旅行のときの服装。旅装束。旅支度。りょそう。
たび‐レジ
《「たび(旅)」と「registration(登録)」を合わせた造語》外務省が短期海外渡航者を対象に、渡航先の安全情報などを提供するシステム。旅行日程・滞在先・連絡先などを登録すると、最新の安全...
はた‐ご【旅籠】
1 「旅籠屋(はたごや)」に同じ。 2 昔、旅行のとき、馬の飼料を入れて運んだ竹籠。〈和名抄〉 3 旅行用の食物や日用品を入れた籠。また、それに入れた食物。「食物は郡(こほり)に知られずして—を...
はたご‐うま【旅籠馬】
旅籠3を背負って運ぶ馬。「—や皮籠(かはご)馬など来着きたり」〈古本説話集・下〉