はたご‐せん【旅籠銭】
宿屋の宿泊料と食事代。はたごちん。
はたご‐ちん【旅籠賃】
「旅籠銭(はたごせん)」に同じ。
はたご‐どころ【旅籠所】
旅行の途中で、休息・食事をした所。「—とおぼしき方より、切り大根、物の汁して」〈かげろふ・上〉
はたご‐ぶるい【旅籠振るひ】
旅の出立または到着のときに催す祝宴。旅籠振る舞い。「—のあるじする日」〈宇津保・祭の使〉
はたご‐や【旅籠屋】
近世、旅行者を宿泊させる食事付きの宿屋。
りょ【旅】
1 中国、周代の軍制で、兵500人を一団とした軍隊。五旅で一師、五師で一軍を編制した。 2 軍隊。「東西に陣を張り、南北に—を屯(たむろ)す」〈太平記・一五〉
りょ【旅】
[音]リョ(漢) [訓]たび [学習漢字]3年 〈リョ〉 1 隊を組んでよその土地へ行くこと。広く、たび。たびびと。「旅館・旅客・旅行・旅情・旅装・旅費/羈旅(きりょ)・逆旅(げきりょ)・行旅...
りょ‐かい【旅懐】
旅人としての思い。旅情。
りょ‐かく【旅客】
1 旅をする人。旅行者。りょきゃく。 2 運賃を払って交通機関に乗る人。乗客。りょきゃく。「—運賃」
りょかく‐うんそうけいやく【旅客運送契約】
旅客の運送を目的とする契約。通常は乗車券の売買によって成立するが、乗車後にこれを買う場合は乗車時に成立する。