ばいか‐おうれん【梅花黄蓮/梅花黄連】
キンポウゲ科の多年草。日陰の山地に生え、高さ8センチくらい。葉は地下茎から束になって出て、長い柄をもち、5枚の小葉からなる。春、白い花を開く。五加葉(ごかよう)黄蓮。
パーゴラ【pergola】
軒先・庭などに作る格子状の日陰棚。フジ・バラなどを絡ませる。緑廊(りょくろう)。
ひいらぎ‐そう【柊草】
シソ科の多年草。山林の日陰地に生え、高さ30〜50センチ。茎は四角柱で、毛がある。葉は広卵形で縁にとがった切れ込みがあり、5月ごろ、青紫色の唇形の花を輪生する。
ひ‐かげ【日陰/日蔭】
1 物の陰になって日光の当たらない所。「—で休む」⇔日向(ひなた)。 2 表立って活動することのできない地位や境遇。また、世に埋もれていること。「—の身」 3 「日陰の蔓(かずら)2」の略。
ひかげ‐ぐさ【日陰草】
1 日陰に生える草。また、人目を忍んで生きている人のたとえ。 2 ヒカゲノカズラの別名。 3 サルオガセの別名。 4 フタバアオイの別名。
ひ‐な‐た【日向】
1 《「日の方(かた)」の意から》日光の当たっている場所。⇔日陰。 2 物事の表面。表側。「陰—のない人」
ほし‐いい【干し飯/乾し飯/糒】
蒸して乾燥させた保存用の飯。湯や水に浸して食べる。古くは旅の携行食。かれいい。かれい。ほしい。《季 夏》「—に日陰りて鮓(すし)はなれにけり/虚子」
みすみ‐そう【三角草】
キンポウゲ科の多年草。山地の日陰に生え、高さ5〜10センチ。葉は根元から出て柄が長く、葉身は三つに裂けていてスハマソウに似るが、先端はとがる。早春、白い花びら状の萼(がく)をもつ花を開く。ゆきわ...
むしろ‐びさし【筵庇】
むしろで作った日よけの庇。「—に避(よ)けられし、日陰の千代が舅(しうと)の家は」〈浄・宵庚申〉
むらさき‐けまん【紫華鬘】
ケシ科の越年草。山野の日陰地に生え、高さ20〜50センチ。全体に柔らかく、葉は羽状に細かく裂けている。晩春、紅紫色の花を総状につける。花は筒状で先が唇形をし、距(きょ)をもつ。やぶけまん。まんだ...