し‐がく【視学】
旧制度の地方教育行政官。市視学・郡視学・府県視学があり、学事の視察および教育指導に当たった。
しがく‐かん【視学官】
1 旧制度で、文部省および地方に置かれた教育行政官。地方に置かれた視学官は視学の統轄および学事の視察や教員の監督を行った。 2 現制度で、文部科学省に置かれ、学校教育に係る専門的、技術的な指導・...
し‐さんじかい【市参事会】
旧制で、市会の代理機関として、議決権の一部を委任された機関。市長を議長とし、市参事会員によって組織された。
し‐さんよ【市参与】
旧制で、市長の指揮・監督のもとに、ガス・水道その他の市の特別経営事業を委嘱されて担当していた名誉職員。
し‐だいせつ【四大節】
旧制で、四つの祝祭日。四方拝・紀元節・天長節・明治節。
しっ‐かん【失官】
旧制度で、官吏が法律上当然に官職を失うこと。国籍の喪失、廃庁・廃官・休職期間満了または禁錮以上の刑に処せられたことなどを原因とする。
しはん‐がっこう【師範学校】
教員の養成を目的に設けられた旧制の学校。明治5年(1872)設立。のち、高等・尋常の2種に分け、小学校教員を養成する尋常師範学校をさすようになった。第二次大戦後は、学芸大学ないし国立大学の教員養...
しほうかん‐しほ【司法官試補】
旧制で、判事または検事となるために、裁判所または検事局に配属されて実務の習得にあたった者。判事試補と検事試補の総称。現在の司法修習生にあたる。
しほう‐かんちょう【司法官庁】
司法権を行使する官庁。裁判所をさす。旧制では検事局などを含めて用いられた。
しゃ‐し【社司】
1 神社で、神に仕え、社務を執る者。神職。神官。神主(かんぬし)。やしろのつかさ。 2 旧制で、神職の職名。府県社・郷社の社掌(しゃしょう)の上の位で、祭祀(さいし)・庶務を管理した。昭和21年...