く‐じ【旧辞】
「きゅうじ(旧辞)」に同じ。
くじき【旧事紀】
平安時代の史書。10巻。著者未詳。序に蘇我馬子らの撰とあるが、大同年間(806〜810)以後、承平6年(936)以前の成立とされる。神代から推古天皇までの歴史を述べたもの。先代旧事本紀(くじほん...
くじほんぎ【旧事本紀】
⇒旧事紀
く‐じゅう【旧住】
仏語。古い昔から住みついていること。
くじゅう‐の‐ぼさつ【旧住の菩薩】
仏語。新しく浄土に往生した菩薩(新往の菩薩)に対し、久しい以前から浄土に住んでいる菩薩。
きゅうとうじょ【旧唐書】
⇒くとうじょ(旧唐書)
くとうじょ【旧唐書】
中国の二十四史の一。唐の歴史を記した書。五代後晋(こうしん)の劉昫(りゅうく)らの撰。945年成立。本紀20、志30、列伝150の全200巻。宋代に「新唐書」が編まれたための称。
く‐やく【旧訳】
仏語。一般に、唐の玄奘(げんじょう)以前に漢訳された仏典。鳩摩羅什(くまらじゅう)・真諦(しんだい)のものが代表的。→新訳2
ふり‐がた・し【旧り難し】
[形ク] 1 気持ちなどが昔と変わらない。「御好き心の—・きぞ、あたら御瑕(きず)なめる」〈源・朝顔〉 2 いつまでも魅力がある。「—・くあはれと見つつ」〈かげろふ・中〉
ふり・す【旧りす/古りす】
[動サ変]過去のものとなる。古くなる。多く、下に打消しの語を伴って用いる。「心もて草の宿りをいとへどもなほ鈴虫の声ぞ—・せぬ」〈源・鈴虫〉