ぬ
[助動][〇|ず(ん)|ぬ(ん)|ぬ(ん)|ね|〇]《文語の打消しの助動詞「ず」の連体形が口語の終止形となったもの》助動詞「だ」「たい」を除く活用語の未然形に付く。 1 打消しの意を表す。「まか...
のじ‐の‐たまがわ【野路の玉川】
六(む)玉川の一。滋賀県草津市野路町にあった小川。萩の名所。[歌枕]「明日もこむ—萩こえて色なる波に月やどりけり」〈千載・秋上〉
のど【閑/和】
[形動ナリ] 1 「のどか」に同じ。「明日香川しがらみ渡し塞かませば流るる水も—にかあらまし」〈万・一九七〉 2 平穏無事であるさま。「大君の辺(へ)にこそ死なめ—には死なじ」〈続紀・聖武・歌謡〉
はっかく‐ふん【八角墳】
平面形が八角形の古墳。奈良県明日香村の檜隈大内陵(ひのくまおおうちのみささぎ)など。
はや‐ばや【早早】
[副] 1 普通よりずっと早い時期に行うさま。「—(と)店仕舞いする」「—(と)返事をありがとう」 2 急いで行うさま。「それこそ易い事、明日は—遣はし申すべき」〈浮・五人女・四〉
はん‐の‐き【榛の木】
カバノキ科の落葉高木。山林中の湿地に自生し、高さ約17メートル。葉は楕円形で縁にぎざぎざがある。早春、葉より先に、黒紫褐色の尾状の雄花穂と紅紫色の楕円状の雌花穂とがつく。実は小さく、松かさ状。水...
ひ‐がら【日柄/日次】
1 暦の上での、その日の吉凶。「本日はお—もよく」 2 ひかず。日数。「—果つるまでは、母屋へ帰ることをゆるさず」〈読・弓張月・後〉 3 客が芸娼妓に、紋日に買い切ることを約束すること。日柄約束...
ひち‐くど・い
[形][文]ひちくど・し[ク]「しちくどい」に同じ。「はて—・い。明日というてはならぬ」〈浄・浪花鑑〉
ひのくま‐がわ【檜隈川】
奈良県高市郡明日香村檜前(ひのくま)の付近を流れる川。高取川。[歌枕]「ささのくま—に駒とめてしばし水かへ影をだに見む」〈古今・神遊びの歌〉
ひま【暇/閑】
[名] 1 継続する動作などの合間に生じるわずかの時間。「食事をする—もない」「—を見て外出する」 2 事をするための一定の時間。「—のかかる仕事」「手間—」 3 自由に使える時間。なすべきこ...