あかし【明石】
兵庫県南部、明石海峡に面する市。もと山陽道・四国街道の分岐点の宿駅で、松平氏の城下町。日本標準時子午線の東経135度が通る所に天文科学館がある。人口29.1万(2010)。 源氏物語第13巻...
あかし‐おおはし【明石大橋】
兵庫県明石市、明石川に架かる橋。 明石海峡大橋の通称。
あかし‐かいきょう【明石海峡】
明石市と淡路島との間にある幅が約4キロの海峡。大阪湾と播磨灘(はりまなだ)をつなぐ。古くから海上交通の要衝。両岸は白砂青松の景勝地として知られた。平成10年(1998)に明石海峡大橋が神戸市・淡...
あかしかいきょう‐おおはし【明石海峡大橋】
本州四国連絡橋ルートの一。明石海峡に架かる吊り橋で、兵庫県淡路市と兵庫県神戸市とを結ぶ。吊り橋としては世界最長の中央支間長(塔と塔との間の距離1991メートル)で、全長3911メートル。平成10...
あかし‐げんじん【明石原人】
明石市西八木海岸で、昭和6年(1931)直良信夫(なおらのぶお)によって発見された左側腰骨により、かつて日本に住んでいたと主張された原人。更新世前期のものとされたが、標本が戦災で失われたため、確...
あかし‐し【明石市】
⇒明石
あかし‐じょう【明石城】
明石市にある旧明石藩の城。元和4年(1618)小笠原忠真が新築、元和6年(1620)完成。櫓(やぐら)が現存。喜春城。錦江城。
あかし‐だま【明石玉】
明石から産する、人造のサンゴ。珊瑚珠(さんごじゅ)に似せて作った練り物。ふつう紅色であるが、白・紫・藍(あい)などのものもある。装飾品に用いる。模造珊瑚。
あかし‐ちぢみ【明石縮】
縮の絹織物。縦に生糸、横に右縒(よ)りの強い練り糸を用いた、女性の夏の高級着尺(きじゃく)地。寛文年間(1661〜1673)堀次郎将俊(まさとし)(明石次郎)が明石で始めたという。現在は、京都西...
あかし‐の‐うえ【明石の上】
源氏物語の登場人物。須磨に退居していた光源氏に愛されて、明石の姫君(明石の中宮)を産み、のち娘とともに上京、大堰(おおい)の邸に住む。明石の君。