めいろくざっし【明六雑誌】
明六社の機関誌。明治7年(1874)3月創刊、政府の言論弾圧により、翌年11月第43号で廃刊。広く社会・学術全般にわたる記事・論文を掲載、啓蒙思想の指針となった。
めいろく‐しゃ【明六社】
日本最初の学術団体。明治6年(1873)森有礼(もりありのり)が、福沢諭吉・加藤弘之・中村正直・西周(にしあまね)らと結成。機関誌「明六雑誌」を発行、開化期の啓蒙に指導的役割を果たしたが、明治8...
めいわ【明和】
江戸中期、後桜町天皇・後桃園天皇の時の年号。1764年6月2日〜1772年11月16日。
めいわ‐じけん【明和事件】
明和3年(1766)江戸幕府が尊王論者の山県大弐(やまがただいに)・藤井右門らを謀反の疑いで捕らえ、翌年処刑した事件。関連して竹内式部も八丈島に遠島となった。明和の変。
めいわ‐の‐おおつなみ【明和の大津波】
明和8年(1771)4月24日、石垣島南南東沖を震源とする八重山地震に伴い発生した大津波。最大波高は30メートル以上で、石垣島では80メートルの高所にまで波が及んだといわれている。→八重山地震
めん‐たい【明太】
1 《朝鮮語から》スケトウダラの別名。《季 冬》 2 「明太子(めんたいこ)」の略。
めんたい‐こ【明太子】
たらこを唐辛子に漬けて熟成したもの。