い【易】
⇒えき
い‐い【易易】
[ト・タル][文][形動タリ]何の困難もなくたやすいさま。「そんな仕事は—たるものだ」
い‐おう【易往】
仏語。阿弥陀仏の救いの働きによって、極楽浄土にたやすく往生できること。
いおう‐いぎょう【易往易行】
仏語。極楽浄土に往生しやすく、またそのための修行もしやすい念仏のこと。浄土教をいう。
いおう‐に‐むにん【易往而無人】
仏語。阿弥陀仏の誓願を信じる者はたやすく極楽往生できるが、実際にはそういう者はごくまれであるということ。「大無量寿経」にある語。
い‐か【易化】
[名](スル)やさしくすること。簡単にすること。
い‐ぎょう【易行】
仏語。だれにでもたやすく行える修行。⇔難行。
いぎょう‐どう【易行道】
仏語。阿弥陀仏の慈悲の力をたのみ、その救いによって極楽浄土に往生する修行。また、その教え。他力門をいう。⇔難行道。
いぎょう‐ほん【易行品】
インドの竜樹著、中国の鳩摩羅什(くまらじゅう)訳「十住毘婆娑論(じゅうじゅうびばしゃろん)」34品の第9品。中国の曇鸞(どんらん)が注目し、そこに説かれる易行道を他力と規定した。日本の親鸞(しん...
い‐ひろう【易疲労】
疲れやすいこと。「—感」