はるのしろ【春の城】
阿川弘之の処女長編小説。第二次大戦下を生きた一青年の青春を描く。昭和27年(1952)刊。同年、第4回読売文学賞受賞。
石牟礼道子による長編小説。島原の乱をテーマとする歴史大作。著者初の新聞...
はる‐の‐じもく【春の除目】
《春に行われたところから》県召(あがためし)の除目のこと。→秋の除目
はる‐の‐せんばつ【春の選抜】
⇒選抜高等学校野球大会
はる‐の‐たむらそう【春の田村草】
シソ科の多年草。山地に生え、高さ10〜20センチ。葉は羽状複葉。4〜6月、白い唇形の花が数段輪生して咲く。紀伊半島から西に分布。
はるのとび【春の鳶】
阿波野青畝の俳句集。昭和27年(1952)刊。
はるのどうよう【春の童謡】
長谷健による児童文学作品。昭和25年(1950)刊行。挿絵は二科十朗。
はる‐の‐ななくさ【春の七草】
正月7日の七草粥(ななくさがゆ)に入れる7種の若菜。芹(せり)・薺(なずな)・御形(ごぎょう)(ハハコグサ)・繁縷(はこべら)・仏(ほとけ)の座(タビラコ)・菘(すずな)(カブ)・蘿蔔(すずしろ...
はるのひ【春の日】
江戸前期の俳諧集。1冊。山本荷兮(やまもとかけい)編。貞享3年(1686)刊。蕉門の連句・発句を集めたもの。俳諧七部集の一。
はるのひ‐の【春の日の】
[枕]春の日の長い意から、「長し」にかかる。「—長くや人をつらしと思はむ」〈古今・恋三〉
はる‐の‐みなと【春の湊】
春の行きつくところ。春の果て。はるのとまり。「暮れて行く—は知らねども霞に落つる宇治の柴舟(しばぶね)」〈新古今・春下〉