おお‐じ【祖父】
《「おおちち(大父)」の音変化》 1 父母の父。そふ。⇔祖母(おおば)。「春宮の御—」〈源・桐壺〉 2 年をとった男。じじい。「難波(なには)の里に、—とうばと侍り」〈伽・一寸法師〉
おお‐じしばり【大地縛り】
キク科の多年草。田や道端にみられる。ジシバリに似るが、葉や花が大きい。春から夏に黄色い花を開く。
おお‐そうじ【大掃除】
[名](スル) 1 大がかりに行う掃除。 2 もと、春秋の2回、各戸で大がかりに行った家の内外の掃除。《季 春》 3 やっかい者などを取り除いて、すっきりとさせること。「異端分子の—をする」
おお‐そりはししぎ【大反嘴鷸】
シギ科の鳥。全長約40センチ。赤褐色に黒い不規則な縞(しま)や斑があり、くちばしが長く、上に反っている。日本では春・秋に入り江や河口でみられる。
おおば‐こ【大葉子/車前草】
オオバコ科の多年草。道端などの踏み固められた所に生える。葉は楕円形で長い柄があり、根際から出る。春から秋、10〜20センチの花茎を伸ばし、多数の小花を穂状につける。漢方では種子を車前子(しゃぜん...
おお‐ふさも【大房藻】
アリノトウグサ科の水生の多年草。池沼や水路などに生える。葉は羽状に細く裂けて輪生する。春から初夏にかけて白い小花をつけるが、地下茎でも繁殖する。ブラジル原産。日本では特定外来生物。
おお‐やまざくら【大山桜】
バラ科サクラ属の落葉高木。中部地方以北の山地に自生。葉は広楕円形で先がとがり尾状となる。春、若葉と同時に淡紅色の花をつける。えぞやまざくら。べにやまざくら。《季 春》
おかげ‐まいり【御蔭参り】
1 江戸時代、御蔭年(おかげどし)に諸国の庶民が伊勢神宮に参詣(さんけい)したこと。《季 春》→抜け参り 2 神仏にかけた祈願が成就したあとのお礼参り。
おがたま‐の‐き【小賀玉の木】
モクレン科の常緑高木。暖地に自生。葉は長楕円形で厚く、光沢がある。春、葉の付け根に芳香のある大形の花をつけ、萼(がく)・花びらとも白色で6枚ずつある。神社によく植えられ、材を床柱や器具に、葉を香...
オキザリス【(ラテン)Oxalis】
カタバミ科オキザリス属の植物の総称。特に園芸種をさし、花の色は黄・紫・桃色などがある。葉と花は、夜間あるいは雨天や曇天のときに閉じる。名は、酸っぱいの意のギリシャ語に由来。《季 春》