いち‐ぶ【一部】
1 全体の中のある部分。一部分。「—の反対派」「長編を—割愛する」⇔全部。 2 書物や新聞などのひとまとまり、ひとそろい。また、書物の一冊。 3 高校・大学などで、夜間部をさす二部に対して昼間部...
いって‐せんばい【一手専売】
1 ある品物を、一つの店・組織だけが売ること。専売。 2 その人だけが得意とする技術や方法など。専売特許。「これでは—の昼寝も出来ない」〈漱石・吾輩は猫である〉
いつや‐の‐らん【乙夜の覧】
《昔、中国で、天子は昼間政務で忙しいので乙夜になってから読書をしたところから》天子の読書。乙覧(いつらん)。
いわと‐がくれ【岩戸隠れ】
天照大神(あまてらすおおみかみ)が、弟の素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴を怒って天(あま)の岩屋戸に隠れたため、天地が真っ暗になり昼がなくなったという神話。困りはてた神々が、祝詞や舞などで大神...
いん‐す【印子】
《「す(子)」は唐音》 1 「印子金」の略。 2 純良の金で作った製品。いんし。「日比(ひごろ)立ち入る家に—の獅子の香炉あり」〈浮・昼夜用心記〉
うそ‐はずか・し【うそ恥づかし】
[形シク]なんとなく恥ずかしい。どことなく恥ずかしい。「しなだれ寄ればしなだれて、—・しい昼日中」〈浄・栬狩剣本地〉
うない‐こ【髫髪子】
うない髪にした子供。元服前の少年。わらべ。「—がすさみに鳴らす麦笛の声におどろく夏の昼伏し」〈聞書集〉
うま【午】
1 十二支の7番目。 2 方角の名。南。 3 昔の時刻の名。今の昼の12時ごろ、およびその後の2時間。または昼の12時前後の2時間。 4 1にあたる年や日。 5 陰暦5月の異称。
うみ‐サボテン【海サボテン】
花虫綱ウミサボテン科の腔腸(こうちょう)動物。海の砂泥底にすみ、棍棒(こんぼう)状の群体をなし、淡肉色。夜になると50センチも伸びて発光するが、昼間は縮んで砂中に隠れる。本州以南に分布。
うら‐がしや【裏貸し屋】
裏通りや路地にある貸し家。「昼さへ蝙蝠(かうもり)の飛ぶ—を隠れ住みに」〈浮・一代女・六〉