じ‐こく【時刻/時剋】
1 時の流れにおける、ある瞬間。連続する時間の中のある一点。「約束の—」「列車の着く—」 2 ちょうどよい時。時機。
じこく‐とうらい【時刻到来】
何かをするのに都合のよい時機がやってくること。「海外進出の—だ」
じ‐せつ【時節】
1 自然の移り変わりによって感じられる時分。季節。「散策に適した—」 2 その時の世の中の情勢。時勢。「—をわきまえよ」 3 何かをするのによい時機。機会。「—を待つ」「—到来」
じぶん‐がら【時分柄】
[名]その時分にふさわしいこと。時機に相応していること。時節柄。「定規通り—の口儀などあるべし」〈逍遥・当世書生気質〉
[副]ちょうどその時分にふさわしいさま。時分が時分だから。時節柄。「—...
じゅくし‐しゅぎ【熟柿主義】
熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長にその時機の到来を待つ主義。
じん‐ぶん【人文】
1 人類の文化・文明。じんもん。「吾輩は—の為にこの時機の一日も早く来たらん事を切望するのである」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 人に関する事柄。また、人倫の秩序。
せん‐き【戦機】
1 戦うべき機会。戦うのによい時機。「—を逸する」 2 戦争上の機密。軍機。
タイミング【timing】
ある物事をするのに最も適した時機・瞬間。「—が合わない」「—を外す」「グッド—」
たち‐おくれ【立(ち)後れ/立(ち)遅れ】
たちおくれること。着手する時機を失うこと。「受験勉強の—がもろに響く」
たち‐おく・れる【立(ち)後れる/立(ち)遅れる】
[動ラ下一][文]たちおく・る[ラ下二] 1 人より遅く立ち上がる。「相手力士に—・れる」 2 人よりおくれて物事に着手する。先を越される。また、遅くなって時機を失う。「選挙運動に—・れる」 3...