あと‐の‐まつり【後の祭(り)】
1 祭りのすんだ翌日。また、その日、神饌(しんせん)を下ろして飲食すること。後宴。 2 祭りのあとの山車(だし)のように、時機遅れで、むだなこと。手遅れ。「今さら悔やんでも—だ」
争(あらそ)い果(は)ててのちぎり木(ぎ)
《けんかが終わったあとになってそれに用いる棒を持ってくる意から》時機に遅れて役立たないことのたとえ。
うかが・う【窺う】
[動ワ五(ハ四)] 1 すきまなどから、ひそかにのぞいて見る。「鍵穴から中を—・う」 2 ひそかにようすを探り調べる。「顔色を—・う」「ライバル会社の動きを—・う」 3 一部分から全体を推し量っ...
生(う)まれた後(あと)の早(はや)め薬(ぐすり)
子供が生まれたあとで、出産を促す薬を飲むこと。時機後れで役に立たないことのたとえ。
うり‐どき【売(り)時】
売るのに有利な時機。
折
⇒きかい(機会),じき(時機)折をみて借金の話を切り出したI waited for a suitable time [moment] and then broached [raised] the...
概観
((take)) a general view;((make)) a survey概観する survey史的概観a historical survey情勢を概観すると時機が熟していないように思え...
がいかんする【概観する】
survey史的概観a historical survey情勢を概観すると時機が熟していないように思えるA general survey of the situation leads me t...
機
⇒きかい(機会),こうき(好機)1〔機会,時機〕a chance ((for; to do));an opportunity ((for; to do));the time; the right...
決め所
1〔時機,段階〕問題の決め所を逸するmiss a perfect chance to settle the matter2〔最も重要な点〕a crucial point
じせつ【時節】
[共通する意味] ★物事をするのに適当な時。[英] a chance[使い方]〔機会〕▽この機会に精密検査を受けなさい▽これを機会に以後よろしく▽機会をうかがう▽機会均等〔チャンス〕▽逃げ出すチ...
こうき【好機】
[共通する意味] ★物事をするのに適当な時。[英] a chance[使い方]〔機会〕▽この機会に精密検査を受けなさい▽これを機会に以後よろしく▽機会をうかがう▽機会均等〔チャンス〕▽逃げ出すチ...
じき【時機】
[共通する意味] ★物事をするのに適当な時。[英] a chance[使い方]〔機会〕▽この機会に精密検査を受けなさい▽これを機会に以後よろしく▽機会をうかがう▽機会均等〔チャンス〕▽逃げ出すチ...
チャンス
[共通する意味] ★物事をするのに適当な時。[英] a chance[使い方]〔機会〕▽この機会に精密検査を受けなさい▽これを機会に以後よろしく▽機会をうかがう▽機会均等〔チャンス〕▽逃げ出すチ...
きかい【機会】
[共通する意味] ★物事をするのに適当な時。[英] a chance[使い方]〔機会〕▽この機会に精密検査を受けなさい▽これを機会に以後よろしく▽機会をうかがう▽機会均等〔チャンス〕▽逃げ出すチ...
うんじょうりょうへん【雲蒸竜変】
英雄や豪傑などのすぐれた人物が、時運に乗じて出現し活躍すること。雲がわき起こり竜りゅうが勢いを増して、変幻自在に活動する意から。▽天に昇る竜は雲を呼び起こし、その勢いをさらに増すという。「雲蒸」は雲がわき起こること。「竜」は「りゅう」とも読む。
こうきとうらい【好機到来】
またとない、よい機会がめぐってくること。絶好の機会に恵まれること。▽「好機」はちょうどよい機会、またとない機会のこと。「到来」は時機・機会の来ること。
とうきりつだん【当機立断】
機会をとらえて、素早く決断すること。▽「機」は時機・機会の意。「当機」は機に臨むこと。「立」は即刻、直ちにの意。「立断」ですばやく決断すること。「機きに当あたりて、立たちどころに断だんず」と訓読する。
ふうりんかざん【風林火山】
戦いにおける四つの心構えを述べた語。風のように素早く動いたり、林のように静かに構えたり、火のような激しい勢いで侵略したり、山のようにどっしりと構えて動かない意。転じて、物事の対処の仕方にもいう。時機や情勢などに応じた動き方。▽「其その疾はやきこと風の如ごとく、其の徐しずかなること林の如く、侵掠しんりゃくすること火の如く、動かざること山の如し」の略。戦国時代の武将、武田信玄たけだしんげんが旗に大書し、旗印に用いたことで有名。
ようこうしゃぞう【用行舎蔵】
出処進退の時機をわきまえていること。また、出処進退が時宜にかなっていること。君主に任用されれば、世に出て能力を発揮し、見捨てられれば、世間から身を隠し、静かに暮らすこと。▽「舎」は「捨」に同じで捨てる意。「蔵」は隠れる意。「用もちいらるれば行おこない舎すてらるれば蔵かくる」と訓読する。「舎」は「捨」とも書く。