あえか
[形動][文][ナリ] 1 か弱く、頼りないさま。きゃしゃで弱々しいさま。「まだいと—なる程もうしろめたきに」〈源・藤裏葉〉 2 光や音など自然のものや、夢・希望などが、はかなげで美しいさま。「...
あお‐あらし【青嵐】
初夏の青葉を揺すって吹き渡るやや強い風。せいらん。《季 夏》「—定まる時や苗の色/嵐雪」
あおいドレスのマルガリータおうじょ【青いドレスのマルガリータ王女】
《原題、(スペイン)La infanta Margarita en azul》ベラスケスの絵画。カンバスに油彩。スペイン国王フェリペ4世の、当時8歳の娘マルガリータが青いドレスをまとった肖像画。...
あお‐うお【青魚】
コイ目コイ科の淡水魚。コイに似るが口ひげはなく、体色は青黒い。成熟すると全長1メートルを超える。原産地の中国では食用として養殖される。日本へは明治時代から移入されており、利根川水系で繁殖がみられる。
あおえ‐もの【青江物】
備中国青江(岡山県倉敷市)の刀工が製作した刀剣。平安末期から南北朝時代にかけて多くの名刀が作られた。刀工安次、その子守次を祖とする。
あおがれ‐びょう【青枯(れ)病】
根から侵入した細菌によって、ナス・トマト・タバコなどの葉が、急にしおれて青いままで枯死する病害。高温時に多く発生。
あおぎ・みる【仰ぎ見る】
[動マ上一][文][マ上一] 1 上方に目を向けて見る。見上げる。「時計台を—・みる」 2 尊敬する。敬う。「師と—・みる」
あお‐ざし【青緡/青繦/青差】
青く染めた麻縄の銭差(ぜにさし)。また、それに差した銭。江戸時代、特に公儀から下賜するときに用いた。
あお‐しぐれ【青時雨】
青葉の木立から落ちる水滴を、時雨に見立てた語。《季 夏》
あお‐じ【青磁/青瓷】
平安時代に焼かれた、緑色の釉(うわぐすり)を表面にほどこした陶器。