ふしん‐かた【普請方】
江戸幕府の職名。普請奉行支配下にある下奉行の指揮に従い、工事作業の現場に臨んだ。
ふしん‐ぶぎょう【普請奉行】
武家の職名。室町幕府では御所・城壁・堤防など、江戸幕府では、老中の下で土木工事・武家屋敷の管理などにあたった。
ふしん‐やく【普請役】
江戸時代、城郭・河川・道路・橋などの修築の際に、大名・諸士・農民などに賦課された夫役(ぶやく)。
ふ‐せん【普選】
「普通選挙」の略。
ふせん‐うんどう【普選運動】
普通選挙の実現を求める社会運動。明治中期の普通選挙期成同盟会に始まる。大正デモクラシー思想に支えられて第一次大戦後に運動が高揚、大正14年(1925)男子普選のみ実現した。
ふだ‐さん【普陀山】
中国浙江省、舟山群島にある山。10世紀にインドの補陀落(ふだらく)にならって開かれた観音信仰の霊場。プートゥオシャン。
ふだらく【補陀落/普陀洛】
《(梵)Potalakaの音写。光明山・海島山・小花樹山と訳す》仏語。インド南端の海岸にあり、観音が住むという八角形の山。日本でも観音の霊地にはこの名が多い。補陀落山(ふだらくせん)。
ふ‐だん【不断】
[名・形動] 1 とだえないで続くこと。また、そのさま。「—な(の)努力」 2 決断力に乏しいこと。また、そのさま。「優柔—」 3 (「普段」とも当てて書く)日常のこと。副詞的にも用いる。平生(...
ふだん‐ぎ【不断着/普段着】
1 日常、家で着ている衣服。 2 (比喩的に)気取ったり気がねをしたりせず、のんびりとくつろげること。「—のおつきあい」
ふだん‐づかい【不断使い】
《「普段使い」とも書く》かしこまった席ではなく、日常の生活で使用すること。「—のバッグ」「—の器」