ねい‐ち【佞知/佞智】
ずるがしこい知恵。うまくこびへつらう知恵。「—にたける」
ふどう‐ち【不動智】
仏語。何物にも動かされることのない智慧。
ぶっ‐ち【仏智】
仏語。完全円満な仏の智慧。
べん‐ち【弁知/辨智】
[名](スル)わきまえ知ること。思慮分別のあること。「已に道義をしも—したれば」〈逍遥・小説神髄〉
ぼん‐ち【凡知/凡智】
平凡な知恵。並の才能。
む‐ち【無知/無智】
[名・形動]知らないこと。知識がないこと。知恵のないこと。また、そのさま。「相手の—につけ込む」「—な人間」
むふんべつ‐ち【無分別智】
仏語。相対的な主観・客観の分別を離れた真実の智慧。識別・弁別する分別智に対して、それを超えた絶対的な智慧をいう。
むろ‐ち【無漏智】
仏語。煩悩にけがされていない智慧。迷いのない智慧。
めい‐ち【明智】
すぐれた知恵。
ゆう‐ち【有知/有智】
知恵のあること。また、その人。