手(て)が空(あ)・く
仕事が一段落するなどして暇ができる。「—・いたら手伝ってくれ」
手(て)が空(あ)けば口(くち)が開(あ)く
仕事がなくなると生活できなくなる。また、暇になるとむだ話を始める。
て‐すき【手透き/手隙】
[名・形動]することがなくて暇なこと。手のあいていること。また、そのさま。「—なら手伝ってくれ」「朝と昼と、—な時は晩方も」〈鏡花・歌行灯〉
て‐ぬき【手抜き】
[名](スル) 1 しなければならない手続きや手間を故意に省くこと。「仕事を—する」「—工事」 2 囲碁・将棋で、普通なら応手すべき所を省いて他の好所に着手すること。 3 仕事の手が休まること。...
でん‐か【田暇/田仮】
律令制で、中央政庁の官吏に、毎年5月の田植え期と8月の収穫期にそれぞれ15日ずつ与えられた農事のための休暇。
とどけ‐で【届(け)出】
学校・役所や会社の上役などに届け出ること。とどけいで。「夏期休暇の—をする」
とのさま‐げい【殿様芸】
貴人や金持ちなど、暇と金にゆとりのある人が、なぐさみにおぼえた芸。だんな芸。
とり‐あわせ【取(り)合(わ)せ】
1 ほどよく配合すること。「色の—がよい」 2 とりなし。口添え。「お暇の出るやうに—頼みます」〈浄・万年草〉
取(と)り付(つ)く島(しま)
頼りとしてすがるところ。取り付き所。多く、あとに打消しの表現を伴って用いる。「つっけんどんで—もない」 [補説]文化庁が発表した平成24年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「取...
とり‐はな・す【取(り)離す/取(り)放す】
[動サ五(四)] 1 手に持っているものをうっかり離す。また、手もとから逃がす。「綱を—・す」 2 戸・障子などを開け広げる。「今日は非番の暇にて奥の間—・して」〈浮・伝来記・四〉