しょき‐ばらい【暑気払い】
《「しょきはらい」とも》夏の暑さを払いのけること。暑さよけのための方法を講じること。《季 夏》「お仕着せの—にて候ぞ/友二」
しょくよく‐の‐あき【食欲の秋】
四季の中で、秋が、最も食欲の増進する季節であることをいう語。夏の暑さで落ちた体力も回復し、食材の収穫期でもあることから。
しょ‐しょ【処暑】
二十四節気の一。8月23日ごろ。暑さが落ち着く時期の意。《季 秋》「鳰(にほ)の子のこゑする—の淡海(あふみ)かな/澄雄」
しょ‐ちゅう【暑中】
夏の暑さの厳しい期間。特に、夏の土用の18日間。
しょ‐ねつ【暑熱】
夏の暑さ。炎暑。炎熱。《季 夏》
しょねつ‐じゅんか【暑熱順化】
夏の暑さに体が慣れること。数日から数十日間で起こる短期暑熱順化と、数年または数世代にかけて起こる長期暑熱順化とがある。→寒冷順化 [補説]近年では、冷房設備の普及にともない短期暑熱順化が起こりに...
じこう‐はずれ【時候外れ】
時候に合わないこと。季節外れ。「—の暑さ」
じゅうく‐どよう【十九土用】
19日間ある土用。土用は普通は18日間であるが、その間に、すべてに凶である没日(もつにち)があるときは、19日間とした。夏の土用の場合は特に暑さが厳しいという。
じょ‐の‐くち【序の口】
1 物事の始まったばかりのところ。「暑さはほんの—だ」 2 相撲で、いちばん下に記される地位。序二段の下。
じん‐しょ【甚暑】
はなはだしい暑さ。酷暑。「善悪を—甚寒の両極と為して」〈福沢・文明論之概略〉