暇(ひま)をや・る
1 「暇を出す1」に同じ。「盆暮れに—・る」 2 「暇を出す2」に同じ。「家庭教師に—・る」
ひめ‐じょおん【姫女菀】
キク科の越年草。高さ30〜60センチ。全体にハルジョオンに似るが、茎は中空ではなく、花期も遅い。6〜10月、白色あるいは淡紫色の頭状花を多数つける。北アメリカの原産で、明治初年ごろ渡来・帰化し、...
ひゃく‐だんな【百檀那/百旦那】
盆暮れや法事のときなどの布施(ふせ)に、100文くらいしか出さない檀家(だんか)。「—粗砥(あらと)ほどな(=墓石)をあつらへる」〈柳多留・一二〉
ふくのかみ【福の神】
狂言。年の暮れに二人の信者が出雲大社に参詣すると、福の神が現れて、神酒を所望し、富貴になる心得を語る。
ふじだいこ【富士太鼓】
謡曲。四番目物。宮中の管弦の催しの際に楽人浅間と役を争って殺された楽人富士の妻が、悲嘆に暮れて夫の形見の装束を着け、太鼓にかたきの姿を見て、これを打って狂乱する。
ふていじ‐ほう【不定時法】
夜明けの始まりと日暮れの終わりを基準として昼夜を別々に等分する時法。季節や緯度・経度によって1時間(刻)の長さが昼夜で異なる。日本では室町時代後半から江戸時代まで用いられた。→時 →定時法
ふゆ‐どし【冬年】
去年の冬。去年の暮れ。昨冬。「—二、三日わづらうて死んだが」〈浮・一代女・四〉
ふり‐くら・す【降(り)暮(ら)す】
[動サ五(四)]雨や雪が、日暮れまで降りつづく。「午後は綿雪片々飄々、終日間断なく—・す」〈蘆花・自然と人生〉
ふる‐ごよみ【古暦】
年の暮れが近づき、残り少なくなった暦。また、旧年の暦。《季 冬》「板壁や親の世からの—/一茶」
ほ‐じ【晡時】
申(さる)の刻。現在の午後4時ごろ。また、日暮れ時。