ほっ・する【欲する】
[動サ変][文]ほっ・す[サ変]《「ほりす」の音変化》 1 欲しいと思う。願う。望む。「平和を—・しない者はいない」「おのれの—・するところに従う」 2 (動詞の未然形に付いて「…んとほっす」の...
ほど【程】
1 物事・動作・状態の程度や段階。「年の—は二十(はたち)前後」「実力の—はわからない」「身の—をわきまえる」 2 許される範囲内の程度。ちょうどよい程度。「ふざけるにも—がある」「何事も—を過...
ほの‐ぐれ【仄暮れ】
日のわずかに暮れかかったころ。夕ぐれ。
ほんか‐どり【本歌取り】
和歌・連歌などで、古歌の語句・趣向などを取り入れて作歌すること。新古今時代に盛んに行われた。藤原定家が「苦しくも降り来る雨か三輪(みわ)の崎狭野(さの)の渡りに家もあらなくに」〈万・二六五〉を本...
ぼ‐あい【暮靄】
夕暮れにたちこめるもや。夕靄(せきあい)。晩靄(ばんあい)。「—の中に富士の薄く出て居るところと」〈花袋・田舎教師〉
亡羊(ぼうよう)の嘆(たん)
《「列子」説符から》逃げた羊を追いかけたが、道が多くて、見失ってしまって嘆くこと。学問の道があまりに幅広いために、容易に真理をつかむことができないことのたとえ。また、あれかこれかと思案に暮れるこ...
ぼ‐うん【暮雲】
夕暮れの雲。夕雲。「日は蒼然たる—に包まれて落ち」〈蘆花・自然と人生〉
ぼ‐えん【暮煙/暮烟】
夕暮れに立つもや。夕もや。
ぼ‐けい【暮景】
1 夕暮れのけしき。夕げしき。 2 老境。晩年。
ぼ‐さん【暮山】
夕暮れの山。「静かに立ちて眺むれば、暮雲—の影落ちて」〈蘆花・自然と人生〉