ラ‐ジョコンダ【(イタリア)La Gioconda】
レオナルド=ダ=ビンチ作の絵画「モナ=リザ」の別題。
ポンキエッリ作曲のイタリア語によるオペラ。全4幕。1876年初演。ユゴーの戯曲「パドバの暴君アンジェロ」を題材とする。第3幕の舞踏会のシ...
ラ‐ストラバガンツァ【(イタリア)La stravaganza】
ビバルディのバイオリン協奏曲集。全12曲。1712〜1713年刊。題名はイタリア語で「熱狂、狂態」を意味する。
ラズモフスキー【Rasumowsky】
ベートーベンの弦楽四重奏曲第7番・第8番・第9番の通称。1806年作曲。名称はロシアのウィーン大使アンドレイ=ラズモフスキー伯爵に献呈。それぞれ、ラズモフスキー四重奏曲第1番・第2番・第3番とも...
ら‐せん【螺線】
1 カタツムリを上から見たときの殻の曲線のように、一定点の回りを、その定点に対して、絶えず遠ざかる点または近づく点によって作り出される平面曲線。スパイラル。匝線(そうせん)。渦巻線。 2 円筒に...
ラ‐チェトラ【(イタリア)La cetra】
ビバルディのバイオリン協奏曲集。第1集、第2集合せて全12曲からなる。1728年刊。神聖ローマ皇帝カール6世に献呈。題名は古代ギリシャの撥弦楽器キタラを意味し、音楽の象徴として用いられている。
ラ‐チェネレントラ【(イタリア)La Cenerentola】
ロッシーニ作曲のイタリア語によるオペラ。全2幕。1817年初演。ペローの童話「シンデレラ」を題材とする。チェネレントラ。
らっぱ‐ぶし【喇叭節】
明治時代の流行歌。のむき山人作詞、添田唖蝉坊(そえだあぜんぼう)作曲。らっぱの音をまねた「とことっとっと」という囃子詞(はやしことば)がつく。
ラッファー‐カーブ【Laffer curve】
米国の経済学者A=B=ラッファーが主張した理論で、税率と税収の関係を表した曲線。一般に税率が高まるほど税収は増えるが、一定の税率を過ぎると逆に税収は減っていくことを示したもの。「減税しても税収増...
ラデツキー‐こうしんきょく【ラデツキー行進曲】
ヨハン=シュトラウス(父)が1848年に作曲した行進曲。作品228。オーストリアの国家的英雄ラデツキー将軍の勝利をたたえたもの。
ラ‐バルス【(フランス)La valse】
ラベルの管弦楽曲。1919年から1920年にかけて作曲。題名はフランス語でワルツを意味し、ウィンナワルツへの礼賛の意味が込められている。のちに自身により、ピアノ2台用およびピアノ独奏用に編曲された。