うみのあらし【海の嵐】
《原題、(イタリア)La tempesta di mare》 ビバルディ作曲の、独奏バイオリンと弦楽合奏のための12曲からなる協奏曲集「和声と創意への試み」の第5番。
ビバルディ作曲のフルー...
うみのうた【海の歌】
《原題、Sea Songs》R=V=ウィリアムズの吹奏楽曲。1923年作曲の「イギリス民謡組曲」の第2楽章が改編され、独立した楽曲となったもの。管弦楽編曲版もある。
うみのえ【海の絵】
《原題、Sea Pictures》エルガーの連作歌曲集。全5曲。メゾソプラノまたはコントラルトと管弦楽のための作品。1897年から1899年にかけて作曲。
うみのこうきょうきょく【海の交響曲】
《原題、A Sea Symphony》R=V=ウィリアムズの交響曲第1番。1903年頃から1910年にかけて作曲。独唱および合唱の歌詞は米国の詩人ホイットマンの詩集「草の葉」に基づく。印象主義的...
うみへのりゆくひとびと【海へ騎りゆく人々】
《原題Riders to the Sea》シングの戯曲。1幕。1904年、ダブリンにて初演。絶海の孤島で、夫や子どもを次々と海に奪われていく老母の姿を描く悲劇。
うみべのし【海辺の詩】
《原題、(フランス)Poème des rivages》ダンディの管弦楽曲。全4曲。正式名称は交響組曲「海辺の詩」。1919年から1921年にかけて作曲。
うみべのでんせつ【海辺の伝説】
森礼子による戯曲。昭和39年(1964)「新劇」誌に掲載。翌年初演。
うみゆかば【海行かば】
旧日本海軍儀式歌。歌詞は大伴家持(おおとものやかもち)の長歌(万・四〇九四)からとったもの。東儀季芳(とうぎすえよし)作曲と信時潔(のぶとききよし)作曲との2種があるが、後者が有名。
うめがえ【梅枝】
源氏物語第32巻の巻名。光源氏39歳。明石の姫君(明石の中宮)の裳着(もぎ)と入内(じゅだい)の準備などを描く。
謡曲。四番目物。世阿弥作。管弦の役争いで討たれた楽人富士の妻の霊が、津の国住...
うめのはる【梅の春】
清元。四方真門(よものまかど)(毛利元義)作詞、川口お直作曲で、文政10年(1827)にできたといわれる。隅田川付近の春の情景などをうたった御祝儀物の代表作。