かき‐くず・す【書(き)崩す】
[動サ五(四)] 1 字画を省略して書く。また、草書体で書く。「—・して読みにくい字」 2 書きそこなう。書きつぶす。
かき‐はん【書(き)判】
昔の文書の末尾に書いた署名。特に草書体で書かれたものを草名(そうみょう)とよび、さらに図案化された書体のものを花押(かおう)とよぶ。花押が一般的になってからは、書き判が花押の別称とされることがあ...
かつ‐じ【活字】
1 活版印刷に使う凸型の字型。古くは木製、のちには方形柱状の金属の一端の面に、文字を左右反対に浮き彫りにしたもの。これを組み並べて活版を作る。大きさは、号またはポイントで表し、新聞活字では倍数で...
かつじ‐しょたい【活字書体】
活字として、印刷を前提にデザインされた書体。和文には明朝(みんちょう)体・ゴシック体・アンチック体など、欧文にはローマン体・イタリック体・ゴシック体・スクリプト体などがある。
かつじ‐たい【活字体】
1 ローマ字などの表記で、筆記体に対し、活字をまねた書体。 2 活字に鋳られた、活字書体。
かどく‐せい【可読性】
文字や文章が読みやすいこと。「—の高い書体」
から‐よう【唐様】
1 中国風であること。唐風(からふう)。「—にいえば風流瀟洒」〈逍遥・当世書生気質〉 2 中国風の書体。特に、江戸時代の学者間で流行した、元・明(みん)風の書体。 3 行・草書以外の漢字の書体。...
かんてい‐りゅう【勘亭流】
歌舞伎で番付・看板などを書くのに用いる肉太で丸みのある書体。江戸の書家岡崎屋勘六(号、勘亭)が、安永8年(1779)中村座の狂言名題を書いたのが始まり。
き【喜】
[音]キ(呉)(漢) [訓]よろこぶ [学習漢字]5年 1 よろこぶ。よろこび。「喜悦・喜色・喜怒哀楽/歓喜・狂喜・驚喜・欣喜(きんき)・随喜・悲喜・一喜一憂」 2 よろこばしい。めでたい。「喜...
き‐の‐じ【喜の字】
《「喜」の字の草書体「」が「七十七」と読めるところから》77歳のこと。→喜寿(きじゅ)