こころ‐の‐かて【心の糧】
精神を豊かにするのに役立つもの。「—となる書物」
こ‐しょ【古書】
1 昔の書物。古い文書。 2 古本(ふるほん)。特に、価値の高い古本をさしていうことがある。
古人(こじん)の糟粕(そうはく)
《「荘子」天道から。「糟粕」は酒かすの意》聖人の残した言葉や文章。聖人の道は言葉で伝え尽くすことはできず、書物に残された聖人の言葉は酒かすのようなものであるということ。
こ‐てん【古典】
1 古い時代に書かれた書物。当代・現代からみて、古い時代に属する書物。「鴎外や漱石も若者にとっては—なのである」 2 学問・芸術のある分野において、歴史的価値をもつとともに、後世の人の教養に資す...
悉(ことごと)く書(しょ)を信(しん)ずれば則(すなわ)ち書(しょ)無(な)きに如(し)かず
《「孟子」尽心下から》書物を読んでも、批判の目を持たずそのすべてを信ずるならば、かえって書物を読まないほうがよい。
こ‐はぜ【小鉤/鞐】
1 足袋・手甲・脚絆(きゃはん)・袋物・書物の帙(ちつ)などの合わせ目につけた爪形(つめがた)の留め具。真鍮(しんちゅう)・角・象牙などで作る。 2 金属板で屋根を葺(ふ)くとき、合わせ目となる...
こ‐ばん【小判】
1 江戸時代の金貨。楕円形で1枚を1両とする。幕府発行の標準貨幣で、慶長小判・元禄小判・正徳小判・天保小判・万延小判などがある。→大判 2 紙・書物などの判の小さいもの。 [アクセント]1はコバ...
こ‐ほん【古本】
1 ふるほん。古書。⇔新本。 2 古代の書物。古い文書。 3 古い伝本。特に江戸初期、慶長・元和(1596〜1624)以前のもの。
こんにちのにほん【今日の日本】
《(ドイツ)Heutiges Japan》ドイツ出身の文化史研究者ヴォルフガング=ミヒェルが編集した書物。2001年刊行。江戸時代初期に来日したドイツ人医師、ケンペルによる「日本誌」の手書き原稿...
ご‐い【語彙】
《「彙」は集める意》 1 ある言語、ある地域・分野、ある人、ある作品など、それぞれで使われる単語の総体。「—の豊富な人」「学習基本—」 2 ある範囲の単語を集録し、配列した書物。「近松—」