なか‐ば【半ば】
[名] 1 全体を二つに分けた、その一方。半分。「敷地の—を人手に渡す」 2 一定の距離・期間などの中間のあたり。「枝を—から切り落とす」「五月の—」「人生の—」 3 ある物事の途中。ある物事...
なきあま【泣尼】
狂言。説法を頼まれた僧が、泣尼と異名をとる老尼を法事に雇い泣かせようとするが、法談の最中に居眠りをしてしまい、あげくに布施の取り分で僧と争う。
なつ‐なか【夏中】
夏の最中。夏の盛り。「—に秋を知らするもみぢ葉は色ばかりこそ変はらざりけれ」〈貫之集〉
なま‐ば・む【生ばむ】
[動マ四]なんとなく怪しく見える。どことなくうさんくさい。「用心の最中、—・うたる人の疲れ乞ひするは、夜討ち強盗の案内見る者か」〈太平記・三三〉
なる‐かみ【鳴る神】
かみなり。《季 夏》「—や暗くなりつつ能最中(さなか)/たかし」
ね‐おち【寝落ち】
[名](スル)俗に、何かをしている途中で眠ってしまうこと。特に、チャットやオンラインゲームなどの最中に眠ってしまうこと。
ね‐こみ【寝込み】
《「ねごみ」とも》眠っている最中。「—を襲われる」
ノーといえるにほん【「NO」と言える日本】
石原慎太郎と盛田昭夫の共著によるエッセー。日米貿易摩擦の最中の平成元年(1989)に出版されてベストセラーとなった。
はなし‐ちゅう【話し中】
1 話をしている最中。 2 電話の通話中。「—でつながらない」
腸(はらわた)を断(た)・つ
1 悲しみに激しく心が痛む。断腸の思いをする。「—・つ気持ちで別れを告げる」 2 おかしくて大笑いする。「さしもあさましき最中に人々の皆—・つ」〈盛衰記・三四〉