ちちのしゅうえんにっき【父の終焉日記】
小林一茶の日記。享和元年(1801)、一茶の帰郷中に急病で死んだ父親との最後の日々を綴る。父への思い、継母・義弟との遺産がらみの対立などが生々しく描かれており、日本の私小説のルーツともされる。も...
ちのはてしじょうのとき【地の果て至上の時】
中上健次の長編小説。昭和58年(1983)刊行。「岬」「枯木灘」に続く、紀州の「路地」を舞台とする3部作最後の作品。
ちゃく‐ち【着地】
[名](スル) 1 空中から地面に降り着くこと。着陸。「滑走路に無事—する」 2 スキーのジャンプ競技や体操競技などで、演技の最後に雪面・床面に降り立つこと。「—で体勢がくずれる」
ちゃくち‐てん【着地点】
1 航空機などが着陸する地点。 2 跳躍競技や体操競技などで、競技者が最後に降り立つ地点。 3 対立する双方の納得できる解決。妥協点。「党内反対派との—を探る」
ちゅうかん‐はんのう【中間反応】
ある化学反応の生成物が次の反応をおこして別の生成物になるときの、最初と最後以外の反応。→連続反応
ちょう‐か【長歌】
1 和歌の一体。5音と7音の2句を交互に3回以上繰り返し、最後を多く7音で止めるもの。ふつう、そのあとに反歌を添える。万葉集に多くみえ、平安時代以降は衰えた。ながうた。→短歌 2 編・章・句など...
ちょう‐じり【帳尻】
帳簿の記載の最後のところ。また、収支の最終的計算。「—をごまかす」
ちょう‐び【掉尾】
《尾を振る意。慣用読みで「とうび」とも》物事が、最後になって勢いの盛んになること。また、最後。「—を飾る」
掉尾(ちょうび)の勇(ゆう)を奮(ふる)・う
最後の勇気をふるい起こしてがんばる。
ちょっかい
1 《2から転じて》横合いから、余計な手出しや干渉をすること。また、女性にたわむれに言い寄ること。「友だちの彼女に—をかける」 2 猫が一方の前足で物をかきよせるような所作をすること。 3 腕・...