げっ‐か【月下】
月の光の下。月光のさしている所。
げっか‐おう【月下翁】
「月下老人」に同じ。
げっか‐こう【月下香】
キジカクシ科の多年草。花は純白色で甘い香りがある。メキシコの原産で、切り花用に栽培される。チューベローズ。
げっか‐てん【月下点】
地球上で月を天頂に見る地点。
げっかのいちぐん【月下の一群】
堀口大学の訳詩集。大正14年(1925)刊。ボードレール・マラルメなどのフランス近代詩340編を収める。
げっかのけんぽうしゃ【月下の剣法者】
伊藤桂一の時代小説。平成6年(1994)刊行。
げっか‐ひょうじん【月下氷人】
《「月下老人」と「氷人」との合成語》男女の縁を取り持つ人。仲人(なこうど)。
げっか‐びじん【月下美人】
サボテン科の多年草。クジャクサボテンの仲間で、茎は平たく、葉状。夏の夜、白色で香りのある大花を開き、数時間でしぼむ。メキシコの原産。《季 夏》「—は一夜の雌蕊(めしべ)雄蕊かな/楸邨」
げっか‐ろうじん【月下老人】
《唐の韋固(いご)が月夜に会った老人から将来の妻を予言されたという「続幽怪録」の故事から》男女の仲を取り持つ人。仲人(なこうど)。月下翁。月下氷人。月老。