このはとり‐づき【木の葉採(り)月】
《「蚕にやる桑の葉を摘み取る月」の意から》陰暦4月の異称。《季 夏》
このめ‐づき【木の芽月】
《木の芽の出る月の意》陰暦2月の異称。
こ‐もちづき【小望月】
望月の前夜の月。陰暦14日の夜の月。《季 秋》「朝顔に届かぬ影や—/也有」
こ‐ろくがつ【小六月】
陰暦10月の異称。雨風も少なく、春を思わせる暖かい日和(ひより)の続くところからいう。小春。《季 冬》
こん‐げつ【今月】
今の月。この月。本月。当月。「—の売り上げ」
ご‐がつ【五月】
一年の5番目の月。さつき。《季 夏》「えにしだの黄にむせびたる—かな/万太郎」
ごく‐げつ【極月】
12月の異称。しわす。ごくづき。《季 冬》
ごく‐づき【極月】
「ごくげつ(極月)」に同じ。
さい‐げつ【歳月】
としつき。年月。「完成に一〇年の—を要する」「五年の—が流れた」
さかさ‐くらげ【逆さ海月】
1 《看板に使った温泉マークの♨を、逆さにしたクラゲに見立てて》連れ込み宿のこと。昭和20年代の流行語。 2 サカサクラゲ科のクラゲ。海底で、触手を上に向けて生活する。プランクトンを補食するほか...