はだいろのつき【肌色の月】
久生十蘭の小説。昭和32年(1957)、雑誌「婦人公論」4月号から8月号に掲載された遺作。最終部は十蘭の生前の構想をもとに夫人の幸子が補完して完成させた。
はち‐がつ【八月】
一年の8番目の月。葉月(はづき)。《季 秋》「—の太白低し海の上/子規」
はち‐くらげ【鉢水母】
ハチクラゲ綱の腔腸(こうちょう)動物の総称。ミズクラゲ・アカクラゲ・ビゼンクラゲなどがあり、すべて海産。無性生殖をする小形で目立たないポリプの世代と、有性生殖をする大形に発達したクラゲの世代とが...
はつか‐しょうがつ【二十日正月】
正月20日のこと。正月の祝い納めの日として、餅や正月料理を食べ尽くしたり飾り物を納めたりする。骨正月。《季 新年》
はつか‐づき【二十日月】
陰暦20日の月。特に、陰暦8月20日の月。更待月(ふけまちづき)。《季 秋》
はつしも‐づき【初霜月】
陰暦10月の異称。
はつそら‐づき【初空月】
陰暦正月の異称。
はつ‐づき【初月】
新月。特に、陰暦8月初めの月。「まだ—の宵々に」〈謡・融〉
はつはる‐づき【初春月】
陰暦1月の異称。
はつみ‐づき【初見月】
陰暦正月の異称。