りゅうきゅう‐つつじ【琉球躑躅】
ツツジ科の常緑小低木。葉はやや細長く、先がとがる。4、5月ごろ、漏斗状の白い花が咲き、花びらの上部内面に緑色の斑点がある。庭園に植えられ、白琉球ともいう。花が紅紫色や八重咲きの品種もある。
りゅうきゅうれっとう‐べいこくみんせいふ【琉球列島米国民政府】
第二次大戦後、米国軍が沖縄に設置した統治機関。極東軍司令官マッカーサーの司令により昭和25年(1950)に設立、昭和20年(1945)の沖縄占領時に樹立した米国軍政府の職務を引き継いだ。沖縄返還...
りゅうきん‐か【立金花】
キンポウゲ科の多年草。沼地や湿地に生え、高さ約60センチ。根元から長い柄のある腎臓形の葉が出る。4〜7月、直立する茎の先に、黄色い花びら状の萼(がく)をもつ花を開く。
りゅうぐう【リュウグウ/竜宮】
太陽系の小惑星1993JU3の名称。アポロ群に属す地球近傍小惑星の一。直径は約700メートル。平成31年(2019)2月と令和元年(2019)7月、日本の小惑星探査機はやぶさ2が着陸し、2回目は...
りゅう‐こう【流光】
1 年月がたつこと。光陰の移り行くこと。「五年の—に転輪の疾(と)き趣を解し得たる婆さんは」〈漱石・草枕〉 2 流れ出る光。また、光の流れること。 3 水の流れにうつる月光。
りゅうこつ‐ざ【竜骨座】
南天の星座の一。3月下旬の午後8時ごろ、南の地平線上に一部が現れる。アルゴ座を4分割した一。α(アルファ)星のカノープスは光度マイナス0.7等で、シリウスに次ぎ全天第2の輝星。学名(ラテン)Ca...
りゅう‐ざ【竜座】
北天の大星座。小熊(こぐま)座を取り巻くように位置し、中心部は8月上旬の午後8時ごろ南中。黄道の極はこの星座のδ(デルタ)星の近くにある。学名(ラテン)Draco
りゅうしょう‐きょくすい【流觴曲水】
昔、中国で、陰暦3月3日に行われた宴。折れ曲がった水の流れに杯を流し、その杯が自分の前に来るまでに詩を作り、杯の酒を飲んだ遊び。のちに日本でも行われた。→曲水の宴
りゅうじょうこ‐じけん【柳条湖事件】
昭和6年(1931)9月18日、柳条湖で日本の関東軍が南満州鉄道の線路を爆破した事件。関東軍はこれを中国軍の行為として出兵し、満州事変の口火を切った。従来、事件発生地は「柳条溝」とされてきたが、...
りゅう‐ねん【流年】
1 流れ去っていく年月。「もはら—に感じて心最も苦しぶ」〈菅家文草〉 2 年齢。とし。「いまだ—盛んなれば」〈浮・武家義理・六〉