せん‐ぼう【羨望】
[名](スル)うらやむこと。「—の的となる」「他人の栄達を—する」
ぜつ‐ぼう【絶望】
[名](スル)希望を失うこと。全く期待できなくなること。「深い—におそわれる」「将来に—する」
そう‐ぼう【想望】
[名](スル) 1 慕い仰ぐこと。「半蔵が日ごろその人たちのことを—していた水戸の藤田東湖、戸田蓬軒なぞも」〈藤村・夜明け前〉 2 心に思い描いて待つこと。「新社会の実現を日々に—しつつある者」...
そ‐ぼう【素望】
ふだんからもっている望み。宿望。素願。「今こそ己れの—を達する、時節到来せり」〈竜渓・経国美談〉
ぞく‐ぼう【属望】
⇒嘱望(しょくぼう)
ぞく‐ぼう【族望】
一族の名誉。また、名望のある一族・家柄。
たい‐ぼう【待望】
[名](スル)物事の実現や出現を待ち望むこと。待ちこがれること。「—の新人」「福祉施設の充実を—する」
たい‐ぼう【大望】
⇒たいもう(大望)
たい‐もう【大望】
大きな望み。たいぼう。「—を抱く」
たにざきぶんがくとこうていのよくぼう【谷崎文学と肯定の欲望】
河野多恵子の評論。昭和51年(1976)刊。第28回読売文学賞受賞。