あさ‐がれい【朝餉】
1 天皇の日常の食事。儀式的な大床子(だいしょうじ)の御膳(おもの)に対していう。朝夕2回あった。朝餉の御膳(おもの)。「—の気色ばかり触れさせ給ひて」〈源・桐壺〉 2 「朝餉の間(ま)」の略。
あさ‐ばん【朝晩】
1 朝と晩。朝夕。 2 (副詞的に用いて)いつも。明け暮れ。「—神様にお祈りする」 [補説]気象庁の天気予報等では、0時頃〜9時頃と、18時頃〜24時頃をさす。→朝夕
あめ‐の‐みかど【天の御門】
朝廷。皇居。また、天皇。皇室。「恐(かしこ)きや—をかけつれば音のみし泣かゆ朝夕にして」〈万・四四八〇〉
あわせ‐もの【合(わ)せ物】
1 二つ以上の物を合わせたもの。合わせて一つとしたもの。 2 同じ種類の物を持ち寄って、優劣を争う遊戯。絵合わせなど。 3 一つの器に数種類の料理を盛り合わせたもの。合わせ盛り。 4 音楽の合奏...
いさまし・い【勇ましい】
[形][文]いさま・し[シク]《動詞「いさ(勇)む」の形容詞化》 1 意気が盛んで勢いがあり、恐れずに危険や困難に向かっていくさま。勇敢なさま。「強敵に—・く立ち向かう」「—・い英雄の物語」 2...
いちまい‐きしょうもん【一枚起請文】
1 紙1枚に書いた起請文。 2 法然が建暦2年(1212)臨終の際、門弟の源智の求めに応じて浄土往生の要義を和文で1枚の紙に書き、遺戒としたもの。浄土宗で朝夕読誦(どくじゅ)する。一枚起請。一枚...
いっ‐ぷく【一服】
[名](スル) 1 茶やタバコを1回のむこと。また、その量。 2 茶やタバコをのんで、休息すること。ひと休み。「ここらで—しよう」 3 粉薬1回分。「朝夕—ずつ服用」 4 取引相場で、相場がしば...
いぬ‐くい【犬食い】
《「いぬぐい」とも》 1 犬のように、うつむいてがつがつ食べること。また、食器を食卓や食膳に置いたまま物を食べること。品のよくない食べ方。 2 闘犬。犬合わせ。「朝夕好む事とては、—、田楽などを...
いろおんどへんかん‐フィルター【色温度変換フィルター】
《light balancing filter》カメラやビデオカメラのレンズに装着して用いるフィルターの一。野外における朝夕や日陰、白熱電球や蛍光灯などの光源の違いによる色温度の適切な補正に用い...
うち‐たえ【打ち絶え】
[副]《動詞「うちたゆ」の連用形から》全く。ひたすら。「—御精進にて、朝夕つとめ行なはせ給ふ」〈増鏡・久米のさら山〉