たん‐せき【旦夕】
1 朝と晩。朝夕。朝暮。 2 つねづね。始終。副詞的にも用いる。「—怠らず」 3 差し迫っていること。危急が切迫していること。短時間。「自己(おのれ)は—に死を待ちぬ」〈蘆花・不如帰〉
ちょう【朝】
[音]チョウ(テウ)(漢) [訓]あさ あした [学習漢字]2年 〈チョウ〉 1 あさ。「朝食・朝夕・朝礼/一朝・元朝(がんちょう)・今朝(こんちょう)・早朝・明朝(みょうちょう)」 2 天子...
ちょうき‐ぼさい【朝祈暮賽】
朝夕、神仏に参詣して祈願すること。
ちょう‐じゃく【朝夕】
《古くは「ぢょうじゃく」とも》 1 「公人朝夕人(くにんちょうじゃくにん)」の略。 2 ⇒ちょうせき(朝夕)
ちょうじゃく‐にん【朝夕人】
「公人朝夕人(くにんちょうじゃくにん)」の略。
つとめ【勤め/務め】
1 当然果たさなければならない事柄。任務。義務。「税金を納めることは国民の—だ」 2 官公庁・会社などに雇われて、働くこと。勤務。「一日の—を終える」 3 仏道の修行。また、僧侶が日課として行う...
つと・める【勤める】
[動マ下一][文]つと・む[マ下二]《「努める」と同語源》 1 職に就く。官庁・会社などで職員として働く。勤務する。「商社に—・める」「検査技師として病院に—・める」 2 仏道に励む。勤行(ごん...
つぶね【奴】
1 しもべ。召し使い。「恩愛の—となりて」〈沙石集・四〉 2 仕えること。奉仕。「朝夕の—もことにまめやかに」〈読・雨月・吉備津の釜〉
てい‐せい【定省】
「昏定晨省(こんていしんせい)」の略。「余り本宅に隔り朝夕の—も不自由なれば」〈鉄腸・花間鶯〉
と‐ごころ【利心/鋭心】
するどい心。しっかりした心。「朝夕(あさよひ)に音のみし泣けば焼き大刀の—も我(あれ)は思ひかねつも」〈万・四四七九〉