あさな‐ゆうな【朝な夕な】
[副]朝に夕に。朝晩。いつも。「—愛唱する歌」
あさに‐けに【朝に日に】
[副]朝に昼に。いつも。あさなけに。「—見まく欲(ほ)りするその玉を」〈万・四〇三〉
あさ‐にじ【朝虹】
朝に立つ虹。雨の降る前兆。「—は雨、夕虹は晴れ」《季 夏》
あさ‐ね【朝寝】
[名](スル)朝遅くまで寝ていること。あさい。「休日なので—してしまった」《季 春》「旅にあることも忘れて—かな/虚子」
あさね‐がみ【朝寝髪】
朝、起きたときの乱れた髪。「—我は梳(けづ)らじうるはしき君が手枕(たまくら)触れてしものを」〈万・二五七八〉
あさね‐ぼう【朝寝坊】
[名](スル)朝寝すること。また、その人。「宵っぱりの—」
あさねぼう‐むらく【朝寝坊夢楽】
[1777〜1831]江戸後期の落語家。本名、里見晋兵衛。三笑亭可楽の弟子。人情話を得意とした。
あさのうた【朝の歌】
《原題、(フランス)Chanson de Matin》エルガーのバイオリンとピアノのための楽曲「二つの小品」の第1曲。1890年頃に作曲。第2曲「夜の歌」と対をなす。自身の弦楽四重奏曲の第2楽章...
あさのガスパール【朝のガスパール】
筒井康隆の小説。平成3年(1991)から平成4年(1992)にかけて「朝日新聞」に連載。読者からの投稿を作品に反映させる実験的手法が話題となる。単行本は平成4年(1992)刊。同年、第13回日本...
あさのしんぶん【朝の新聞】
《原題、(ドイツ)Morgenblätter》⇒朝刊