あさぎり‐こうげん【朝霧高原】
静岡県東部、富士山西麓に広がる高原。標高500〜900メートル。全国でも有数の酪農・畜産地帯。鎌倉時代、源頼朝が富士の巻狩を行った所。名の由来は、高冷地のために朝霧が多く発生するところから。三里...
あさぎり‐そう【朝霧草】
キク科の多年草。東北地方から北の高山や海岸に自生。高さ約50センチ。全体に銀白色の絹毛がある。葉は糸状の小葉からなる羽状複葉。秋、黄白色の小花を穂状につける。観賞用に栽培。《季 秋》
あさぎり‐の【朝霧の】
[枕] 1 朝霧の中でぼんやりとしか見えない意から「おほに」「乱る」「思ひまどふ」にかかる。「—おほに相見し人ゆゑに」〈万・五九九〉 2 朝霧が八重に立つ意から「やへ」「立つ」にかかる。「—八重...
あさくら【朝倉】
福岡県中部、筑後川中流の北岸にある市。北東の山岳部には複数のダムがあり福岡市などの水源地。平野部では花卉(かき)栽培が盛ん。平成18年(2006)3月に甘木市・杷木(はき)町・朝倉町が合併して...
あさくら【朝倉】
姓氏の一。 [補説]「朝倉」姓の人物朝倉孝景(あさくらたかかげ)朝倉敏景(あさくらとしかげ)朝倉文夫(あさくらふみお)朝倉義景(あさくらよしかげ)
あさくら‐ざんしょう【朝倉山椒】
サンショウの一品種。茎にはとげがなく、実は大粒で、香りが強い。兵庫県養父(やぶ)市八鹿(ようか)町朝倉に多く産した。なるはじかみ。ふさはじかみ。
あさくら‐し【朝倉市】
⇒朝倉
あさくら‐たかかげ【朝倉孝景】
[1428〜1481]室町中期の武将。敏景(としかげ)ともいう。斯波(しば)氏に仕えていたが、内紛に乗じて越前を領し、一乗谷(いちじょうだに)に築城。応仁の乱で斯波氏に代わって越前守護となった。
あさくらたかかげ‐じょうじょう【朝倉孝景条々】
戦国時代の朝倉氏の分国法。孝景が制定し、人材登用、家臣団の統制、節倹などの要点を17条に規定したもの。朝倉敏景十七箇条。
あさくら‐としかげ【朝倉敏景】
⇒朝倉孝景(あさくらたかかげ)