へい‐ぐし【幣串】
木綿(ゆう)・麻・紙などの四手(しで)を挟むための木や竹。また、そうして作った幣帛(へいはく)。
へん‐そ【編組】
1 組み合わせること。 2 木綿糸・絹糸などを細かく組み合わせて編み、電線絶縁のおおいとしたもの。 3 作戦配置上、いくつかの部隊を組み合わせること。
へんろ‐すがた【遍路姿】
遍路をするときの服装。白木綿の衣服に菅笠(すげがさ)・手っ甲・脚絆(きゃはん)・草鞋(わらじ)をつけ、頭陀袋(ずだぶくろ)をかけて、手に数珠(じゅず)・鈴・金剛杖などを持つ。
ベネシャン【venetian】
《ベネチア風の意》毛・木綿などで織った繻子(しゅす)織物。布面には急角度の斜めの線が密にある。服地・コート地などに用いる。
ベンガラ‐いと【ベンガラ糸】
江戸時代にベンガル地方から舶来した木綿糸。
ベンガラ‐じま【ベンガラ縞】
縦糸が絹、横糸が木綿の褐色や紫色を帯びた縞織物。ベンガル地方で織られ、江戸時代にオランダ人がもたらした。
ほう‐たい【包帯/繃帯】
傷口などを保護するために巻く、ガーゼや晒木綿(さらしもめん)などの細長い布。
ポプリン【poplin】
木綿・絹・毛などを用い、横に細いうねを織り出した柔軟で光沢のある平織物。ワイシャツ・婦人子供服・カーテンなどに用いる。
まき‐もめん【巻(き)木綿】
傷口などに巻きつける木綿。包帯にする木綿。
まそ‐ゆう【真麻木綿】
麻を原料とした木綿(ゆう)。「三輪山の山辺—短(みじか)木綿かくのみゆゑに長くと思ひき」〈万・一五七〉