くるめ‐がすり【久留米絣】
久留米地方から産する堅牢(けんろう)な木綿の紺絣。江戸後期、井上伝の創始といわれる。
くるめ‐じま【久留米縞】
久留米地方から産する絹糸や木綿糸の縞織物。
クルー‐ソックス【crew socks】
ゴム編みで木綿製のソックス。履き口を伸ばしたままで履く。
くろ‐まく【黒幕】
1 黒い色の幕。特に、歌舞伎で、場面の変わり目に舞台を隠したり、道具の奥に掛けて背景代わりにしたりする黒木綿の幕。 2 表面には出ないで、指図をしたり、はかりごとをめぐらしたりする者。「政界の—」
くわぞめ‐たび【桑染(め)足袋】
薄黄色に染めた木綿足袋。貞享・元禄(1684〜1704)ごろ、主に伊達者(だてしゃ)が用いた。
ぐん‐そく【軍足】
軍用の靴下。太い白の木綿糸で織った靴下。
ぐん‐て【軍手】
太い白の木綿糸で編んだ作業用の手袋。もと、軍用に作られたもの。
け‐おり【毛織(り)】
1 毛糸で織ること。また、その織物。 2 木綿をけば立たせて織ること。また、その織物。
こうもり‐ばんてん【蝙蝠半纏】
丈のきわめて短い半纏。江戸時代、文政・天保(1818〜1844)のころから、旅商人などが用いた。多くは木綿製。
こぎん‐さし【小巾刺し】
津軽地方の伝統的な刺し子。紺の麻布に白の木綿糸で菱形などの幾何学模様を刺したもの。小巾刺繍(こぎんししゅう)。